2009年1月16日金曜日

 2009年ロングボードデザイン




 2009年ロングボードデザインの変化
 ロングボードは、静かに大きく高度にデザインは変化しています、「テイクオフは早く安定性があれば良い」から、いまではノーズライディングとマニューバの両方乗れるようなロングボードデザインが要求されています。                                                
契約プロライダーのとの長期間テストの結果、良い評価を得て2タイプのデザインを販売できるようになりました。
また、フィンシステムは大切で、シングルフィン、トライフィン、そして中間のスタビライザーがあり、いまではスタビライザー8割を占めています。
さして、フィンデザインも多くのフィンがありますが、ボードにマッチしたフィンの選択は大切です。(アルメティックフィンなど)
材質の変化もみられ、EPSロングボードも評価が高まっています。

2009年ロングボードデザイン(藤井辰緒との共同開発)
① TF COMP(F+VEEタイプ)(写真右側)
シングルコンケープやダブルコンケープは波のフェイスがきれいな場合はよいのですが、チョッピーやバンピーなフェイスではギャップを拾いやすくレールの切り替えしのタイミングが難しくなりがちです。そしてスピードが出ると浮力が増しレールもいれにくくなります。
しかしセンターのフラットな部分が水面との適度な食いつき感をもたらし、レールまでのVEEが切り返しの反応のよさを感じます。しかもボードのバタつきも少ないです。
このためある程度パワーのあるビーチの腰以上の波からリーフの波まで直進性と回転性のバランスが崩れません。ノーズを薄くすることでノーズライディングのコントロール性もよく、独自のテールロッカーとハードエッジによりハードでクイックなドライブターンを可能にしています。
EPSロングボードもあいます。
お勧めのフィンセティングはサイドにはM3,M5,
センターには6.5~7.25 回転性を重視する方はベースの短いもの、ドライブ感を重視する方はベースの長いものチョイスすると良いでしょう。
下記の数値は、280~290cmのラウンドテールの平均値です。

ノーズ エリア センター エリア テール エリア
幅    43~45cm 56~57cm 34~35.5cm
厚さ   3.0~4.0cm 6.5~7.8 cm 3.5~4.0cm
ロッカー 12.5~13.5cm    0 10.0~11.5cm
形状 フラット+V フラット+V フラット+V

② TFノーズライダー(VFSタイプ)について (写真左側)
ホトム全体にVEEを入れ、フルコンケーブをセンターエリアに長く入れることで
パワーのない小波においてはテイクオフが早く、スピードを出しやすい
特にマッシーなフェイスにおいてはボードが勝手に走り出す感じです。
前後の体重移動がしっかりできればテールのピボットターンも容易で、ノーズライドには抜群の安定性をもたらします。
テール幅とロッカーの調整により回転性を上げることも可能です。
お勧めのフィンセッティングはシングルなら9~10
スタビならサイドを小さめに(GL,GX)センターは(7.75~8.5)

      ノーズ エリア     センター エリア    テール エリア
幅      45~47cm       57~58cm       35~36cm
厚さ     3.5~4.4cm      7.0~8.0cm      3.8~4.3cm
ロッカー  10.5~12cm          0           9.5~11.5cm
形状      ラウンド+シング ル     シングル       VEE
        コンケーブ            コンケーブ


        


③ その他デザイン

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