2016年4月3日日曜日

2016ニューデザインEPS Bagel Air

Bagel Air EPS Wing Fish
168cm×50cm×6.0cm
2015年末に岩田プロからの要望で開発したEPSベーグルエアーでテイクオフの速さを生かしてマニューバーがショートボードとの動きができる、縦のリッピィングが出来るデザインです。対応策として、EPSの軽さを求めるのでレールは薄く、余分な浮力は省き、ウィングを入れる事でスタンディンエリアを広めにテールが狭くできるのでスタンディングエリアの広さでスピードと安定性を保ち、ウィンクからテールの狭さで回転性を生かすシェイプです。

ボードの長さは短く170cm位にしてボトム形状はコンケーブを深くして
ストレート部分を長くしてフィンポジョシンからテールにかけてはVEE
を強くしてスピートと回転性を確保しました。又、レールは薄く、トップ
はラウンドデッキにして全体的な浮力をカットするのでターンの時には
ノーズからテールまでのレールを使えるようにして加速しやすく、ターン時にはウィングを生かしてテールが沈みやすくなるので縦の動きは可能です。







余分な浮力をカットしたレール
このデザインは機敏性を求めるので軽量にラミネートするので4
オンスSクロス、インネグラーファイバーとスパーホワイト(エポキシ樹脂)仕様で丈夫で軽く、変色の少ないボードになります。乗
り方はレールも薄く軽いので極端な体重移動は避けて(沈み過
ぎでブレーキになります。)全体的にスムーズな体重移動が必要になります。シェイプではボトムレールのアップレールにしてレールは薄いローレールですが波に入りやすく、抜けやすくするデザインです。












ウィングフィッシュ
New Design Bagel Air EPSの詳細データについて          
長さ168cm×幅50cm×厚さ6.0cm でノーズ幅36cm、厚さ3.5cm、テール幅38cm、厚さ3.7cm、ノーズロッカー11.5cm、テールロッ
カー3.7cm のウィングフィッシュのエンドテールは15cmで狭く、スタンディングエリアは幅広く、フィンエリアから狭くするので一定のスタンスからスピートと回転性を出来るようにしたデザインです。





上の写真は最初のカットで下の
写真はプレイーだけの処理です。
EPSのシェイプについて
EPSはフォームが荒く、もろいのでプレイーはゆっくりとスムーズ  に動かしプレイナーでホトムを90%を完成させ、シュフォーム
はほどんど使わずサンドペーパーで仕上げます、そのためにテ
クニックと時間がかかりますレールホイルはサンドペーパーで丁
寧に削り整えます。表面をきれいに仕上げる事でラミネートが軽
く丈夫に綺麗なラインでできる事が大切です。
EPSのシェイブ時間はPUフォームより丁寧に細かくシェイプするので1.5倍位はかかります。












クリーンラインのボトム
New Design Bagel Air EPSのボトム形状は回転性とスピードを重視するので、右の写真の上段はフィンエリアからのVEEを強くして縦の動きができるようにしています、又、中段の写真はセンターエリアをやや幅広くしてシングルダブルコンケーブを深く入れてスピードを重視しています。
下段の写真は全体のボトム形状でずがクリーンなボトムカーブは水の流れをよくしてスムース゜な動きが可能になります。

















EPSのシェイプの留意点

サンダー使用とレールチェック
EPSは小さな粒(ビーズ)で空気が多く40倍谷30倍と表記で使用しています、柔らかく、もろいのでシュフォームはあまり使えません、基本 
に忠実なプレナーワークと刃の調整でゆっくりと動かし、ピンフォール
を作らないようにして丁寧に削ります。
レールホイルはサンダーとサンドペーパーを使い細かく削ることが大切です。2種類のサンダーを使い、レールのピンフォールを無くして、テール
サンダー使用し、シュフォームはなるべく使わずにレールホイルを綺麗なラインを作ります、又、レールチェックは大切です。
































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