2018年3月7日水曜日

2018年ニューデザイン、ポケット1のライディング(山崎岳君)

深めのシングルダブルコンケーブ
3月6日、山崎岳君のライディングチェックに鎌倉にいきました。若い時に鎌倉のサーフポイントは把握していましたがラッシュ前は1
.2回サーフィンをした経験はありました。少し癖がある波ですかテストするには充分のサイズで胸から頭位です。ボードは出来ていましたが波がなく、やっと新しいボードがテストできます。場所は鎌倉ラッシュ前で、東風か少し吹き、ややサイドオンで波のサイズはテストするには充分です。テストの目的は新しいポケット1デザインの深いダブルコンケーブとやや厚めのテールと強めのロッカーの確認で波の上下に角度のある動きでした。鎌倉のリーフブレイクは経験があるのでよくわかっています、波は少しボトムに斜面があ

テールの浮力とラウンドスカッシュ
るので強めロッカーで切り返しの速い動きとストレートアップのリッピィングができるようコンケーブを深めにしました。コンケーブが深いのでボトムターンからスピートアップは十分に発揮しました。テール幅を少し広げて浮力にとり、回転性を強めるためにテールロッカーはアップしています。2点を重点的にチェックの目的でした。





ある程度の波サイズでファーストライディングで
①トップターン②ボトムへの加速③ボトムターン
④ボトムターンからのターン
ポケット1の以前よりも改良点が多いので不安
がありましたがライディングを見て不安は解消しました。テイクオフからボトムターンそして、リッピィングのターンまでのシークエンスです。スタンス幅、前膝の曲がり具合、ボトムターンの深さなと問題ありません。ロッカーとテールの厚さなどの不安は解消して、確信に変わってきました。








リッピィングのシークエンス
前足に重心移動があるので加速があってリッピィングに入るには体制は
満点に近いです。ターンが深いので走る距離が長く、ブレイクを突き破り、ボトムがしっかりと当たり、波の力でボードを返して、綺麗に波のボトムにダッチダウンしています。これはボトムターンに入る姿勢と腰の回転とからだの屈伸がスムーズになっているからです。又、前画面の④から上段の写真のシークエンスはスピードがわかり、コンケーブの作用が良くわかります、コンケーブが深いので水の流れが速くなり、ターンの加速があり、波のブレイクをつきぬけています、中段の写真は後ろ足に重心が移動してボトムに向かう姿勢が出来ています。このボードのシェイプに関することは前回の3月5日のブログで紹介しています。

















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